辞めた看護師の後悔

辞めたい看護師は約8割

頭を抱える看護師

看護師の離職意識の調査によると、

  • いつも看護師を辞めたいと思うが19.6%
  • 時々辞めたいと思うが55.6%

であったという報告がされています。

全体の約75%の看護師が辞めたいと思っていることになります。

しかし、看護師を辞めてから数ヶ月、数年が経過したあとに”看護師に復帰する人も8割以上”もいることをご存知でしょうか?

なぜ多くの元看護師が嫌で辞めたはずなのに看護師の職場に復帰するのでしょうか?

それは看護師の仕事が他の職種に比べて魅力的だからでしょう。そして、退職した原因も看護師の仕事が嫌だったのではなく働いている病院が嫌だったということが多いのです。

  • 人間関係が辛い
  • 看護の仕事に疲れた
  • 仕事内容に対して給料が安い
  • 仕事のプレッシャーが強すぎる
  • 体力的にきついことが多い
  • 仕事と自宅の行き帰りだけで辛い

上記は看護師さんの辞めたい理由の上位にくるものです。しかし、上記のような理由であれば働く職場を変えれば解決できることがほとんどです。

看護師の辞めたい理由トップ10

  1. 人手不足で仕事がキツイ
  2. お給料が安い
  3. 思うように休暇がとれない
  4. 夜勤が辛い
  5. 自分が思う看護ができず仕事の達成感がない
  6. 職場の人間関係が上手くいかない
  7. 家族に負担をかけている
  8. 医療事故が不安で怖い
  9. 看護の高度化についていけない
  10. その他

2014年看護職員の労働実態調査報告書より(日本医療労働組合連合会)

上記は現役看護師さんに「なぜ辞めたいと思うか?」というアンケートをとった回答数の順番です。これらの悩みであれば職場を変えることで悩みを解決できる可能性が非常に高いです。

例えば、辞めたい理由のトップにある看護師不足。

毎月40時間の残業をするナースがいる一方で、毎月10時間以内で有休の消化率が80%を超えるという職場もあります。

残業もない、休みも取れる職場は当然ながら看護師が不足しておらず、退職者がいてもすぐに人員を補充しています。

一方で、看護師不足の病院はどうでしょうか?

残業が多い、休みが取れない、受け持ちの患者さんが多く満足に看護ができない、勉強をする時間すらないなど辞めたい原因を作り出します

まだ人間関係が良いなら救いようはあるかもしれません。しかし、このような病院はスタッフが疲弊、人間関係も悪いという悪循環に陥りがちです。

しかも、サービス残業も多く給料も安いとなれば、看護師を辞めたいと思うのも当然です。せっかく大変だった看護学校で正看護師・准看護師の免許(資格)を取得したにも関わらず辞めてしまうのは非常に勿体無いです。

すぐに看護師を辞めるという決断をするのではなく、職場を変えてみる(転職)というのも検討してみるとキャリアを無駄にせず今の悩みを解決できます

看護師の優良求人例

民間の個人病院(オペ室正看護師)
月収400,000円/4週8休以上/日勤常勤(8時30分~17時30分)/託児所あり
民間の総合病院(病棟正看護師)
月収300,000円~/年間休日115日/二交代制/独身寮あり
大学病院(病棟正看護師)
年収5,900,000円~/年間休日110日/二交代制/託児所あり
民間のクリニック
月収240,000円~/年間休日125日以上/土日祝休み/残業なし

辞める前に転職を検討した方が良い理由

笑顔の看護師

なぜ辞める前に転職(職場を変えみる)ことを検討した方が良いのでしょうか?

その理由は看護師を辞めた約8割の人が医療関係の職場に再就職をしているからではありません

単に再就職をするなら看護師の場合は、ブランクを歓迎する求人も多く”選ばなければ”職に困ることはないでしょう。

しかし、ブランクが空くと看護師を続けていた人よりも確実に悪条件で働くことになります

いわゆる潜在看護師は全国で55万人もいると言われていますが、復帰したくても条件が悪くて復帰を躊躇したり、断念した看護師さんも少なくないのです。

辞めてから数年後に看護師に復帰をすると給料は当然ながら下がりますし、働き始めは想像を超える大変さがあります。

そもそも希望する条件に合致する職場が見つからないことだってあります。だからこそ今までのキャリアを活かせないか?をまずは探ってみましょう。

例えば、インターネットで求人サイトに登録をすれば、ネット上から大学病院や公立病院、民間の総合病院から個人病院やクリニックなど様々な種類の職場の求人を閲覧できます。

少しでも情報収集をすることが、現状を変えるキッカケになります。

看護師のための転職成功の秘訣

66.7%

これは平成25年度の「看護職の職業紹介等の実態に関する報告書」という厚生労働省が調査した報告書に書かれたいたある数字です。

そのある数字とは現役の看護師さんが転職で民間の求人サイトを利用した割合を示しています。つまり今や10人の看護師さんがいれば6人は求人サイトを利用しています。

なぜこれほどの看護師さんが利用しているのでしょうか?
それは他サービスより知ることのできる情報量が圧倒的に多いからです。

例えば、人間関係。

ナースの世界は女性が多く、女性特有の陰湿ないじめがある職場もあります。中には人間不信になってしまったという方もいるでしょう。

そんなときにハローワークの求人票では何も分かりません。一方で求人サイトでは、離職率や退職者の理由、看護体制、残業時間、有休の消化率、職場で働くナースの声、客観的にみた働きやすさ(人間関係や雰囲気)を知ることが出来ます。

つまり入職前に働きやすさを知ることが出来るのです。また、看護師の人間関係といえば、職場の人間関係だけでなく、患者さんとの関係もあります。例えば、小児科なら患者さんの子ども達だけでなく、その子ども達の親との関わりもあります。

そういった場合でも経験を活かしてキャリアチェンジをする方法をプロのキャリアコンサルタントからアドバイスしてもらえます。

少しでも職場を変えてみたい気持ちがあるなら、利用することで失敗を極力減らすことに繋がるのです。

転職したいけど不安があるとき

本当は転職をしたいけど様々な不安で踏み切れないという看護師さんは多いと思います。

例えば、退職後の生活に不安があったり、本当に転職先があるかなど。その他にも自分が働いている病院がすんなりと辞めさせてくれないのでは?という不安もでてくるでしょう。

以下のページでそれぞれの悩みや不安に対して適切な対処方法を紹介しているので参考にしてみてください。

今の職場を辞めたいと思い続けて「気付いたら10年経っていた」なんて看護師さんもいます。もし今を変えたいなら少しだけ勇気をだしてみませんか?

無理に転職をする必要はありません。ハローワークやナースセンターで「今の病院とは違う病院」の情報をちょっとのぞいてみるだけで行動に変化が表れます。

求人をみると、

  • どんな看護師が求められているか?
  • どんな職種が将来性があるか?

を知ることができます。

もしかすると、
能力に対して今の給料はすごく安いかもしれません。

もしかすると、
当たり前と思っていた労働環境が、実はすごく悪いかもしれません。

大切なことはあなたの周りの現状だけで看護師を一括りにしないこと。そのためにも他の病院の話や看護師の話を聞くとすごくプラスになります。

あなたはこの先も「辞めたい」と思い悩みながら働き続けますか?

辞めたいという気持ちは変化するチャンスです。再度ご自身のキャリアを考えなおして、良い方向にすすめるようにしましょう。

転職の最初の一歩は情報収集

調べ物をする看護師

あなたが辞める・辞めないとどちらの判断をするにしても情報収集をすることは重要です。

情報収集をすることでしか正しい答えにはたどり着けないといえるでしょう。

  • 世間の相場を知り今の職場と比較をする
  • 他の病院のことを知る
  • 病院以外の働き先を知る

など”他の病院のことを知る”とことは今の悩みを解決できる可能性が見つかるはずです。

他の病院を知る方法としては、

  • ハローワーク
  • 看護後悔(ナースセンター)
  • 求人サイト

で探すことができます。ハローワークとナースセンターは厚生労働省が運営し、求人サイトは民間企業が運営しています。

ハローワーク 離職中の看護師なら利用必須!
ハローワークは日本全国にあるため誰でも無料で利用が可能。特に失業保険の給付にはハローワークでの手続きが必須であるため離職中なら利用は必須。求人探しという意味では過去の苦情をみてもあまりおすすめはしません。
ナースセンター ブランクのある看護師におすすめ!
ナースセンターも日本全国に設置。ただし、ハローワークと違って各都道府県の県庁所在地にあるため通いやすさはハローワークの方がメリット。ナースセンターでは無料の研修を行っていることも多く、職歴に空白のある看護師におすすめ。
求人サイト 仕事をしながらの転職活動におすすめ!
民間企業が運営。看護師さんは無料で利用可能。首都圏、関西、東海では求人がかなり多く、特徴として採用費がある病院のため中規模~大規模の病院が多い傾向あり。面接や履歴書対策、サイトによっては転職成功時にお祝い金を支給する企業があります。
辞めたい気持ちのまま働くリスク

看護師は年間の離職率が常勤看護師が11.0%、新人看護師(新卒)が7.9%と新人から中堅・ベテランまで看護師歴に関わらず高い数字となっています。

冒頭のように「辞めたい」と思いながらも働いている人は多いのですが、辞めたい気持ちを抱えたまま働くことは看護師生活を考えると好ましくありません。

気持ちが大きくなると看護業務に影響し、それが患者さんへ影響をすることだってあります。

看護の現場は確かにハードワークで激務です。

新人看護師ならプリセプターとの関係や先輩看護師との関係、患者さんとの関係で悩むことも多いですし、勉強・知識不足を感じることも多いです。

規模の大きい大学病院などでは土日も研修や勉強会で休みのなさを嘆く方も多いです。

どんな看護師にも言えること。それは「辞めたい気持ちのあるまま働かない方が良いよ」ということです。

辞めたいと思いつつ何もしないまま働くことは心のどこかでモヤモヤした気持ちを抱えたまま働くことになります。そうすると5年、10年たったときに「あのとき辞めておけばよかったかも」と思うことになってしまいます。

しかし、辞めたいという気持ちと向き合って結果的に今の職場を辞めなければ気持ちも違います。

私の知り合いには看護師の経験を活かして保健師の道に進んだという元看護師さんもいたりします。

後悔しないためにもまずは自分の辞めたい気持ちと向き合って行動してみることをおすすめします。

あなたは「看護師で幸せに楽しく働いている人はいるの?」と思うかもしれませんが世間は広いですよ。

是非、行動をして看護師生活を充実したものにしてください。

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