看護師の仕事が激務な理由

疲れている看護師

看護師の仕事は、

  1. キツイ
  2. 汚い(きたない)
  3. 危険(きけん)

の頭文字をとって「3K」と言われることがよくあります。

世の中的にも看護師は激務と思っている方も多いと思います。この3Kを通して改めて看護師の仕事が激務な理由を挙げていきたいと思います。

これから看護師を目指す学生さんや専門学校に通っている看護学生さん、社会人から看護師を目指す方の参考になればと思います。

看護師=激務を表す数字

看護師が激務を表す数字があります。それが「10万人」と「55万人」です。

実をいうと看護師を辞めていくのは年間で10万人を超すともいわれるほどです。

全ての看護師さんが激務が理由で辞めているわけではありませんが、激務が理由で辞める看護師さんは少なくありません。

次が55万人。
これは日本にいる潜在看護師数(資格は持っているけど働いていない)もいます。

全国でおよそ55万人もの元看護師が国家資格を所有しているにも関わらず活かしていません。

復帰したくても復帰できない原因のひとつに夜勤や勤務時間の長さを理由としている人は少なくないのです。

看護師の仕事のキツさ

患者さんの世話をはじめ、力仕事が多いから肉体的にきついというのがまずは挙げられます。これに夜勤の負担が加わるので生活のリズム作りが大変になり、疲れやすくなります。

そして、ただでさえも長時間労働になりがちな業界なのに慢性的な人手不足はさらに悪化しているので、労働時間が短縮されることはありません。

これとは別に心理面での大変さも考えなければいけません。

看護師は患者さんの命を預かる、責任重大な仕事です。

すべての患者さんが回復して退院してくれればいいのですが、多くの看護師は患者さんの死を間近に見ることになり、精神的に辛くなります。

最近は、患者さんや同僚・医長などからのパワハラ・セクハラ等も増加しているので、余計な負担や心配が多くなっています。

看護師の仕事の汚い

多くの患者さんの下の世話をしなければいけないのは大変なことです。また仕事中に患者さんから様々な病原菌が感染する可能性があります。

実際に数年前には病院内でインフルエンザが横行。処置にあたっていた現役の看護師さんが死亡したこともありました。

目に見えないものだからこそ、予防するために万全の準備をしていますが、それでも防げないこともあります。

このようなことに毎日気を遣いながら勤務するから、ストレスもたまりやすくなります。

看護師の仕事の危険

先ほど挙げた患者さんからのパワハラでは、言葉だけではなく暴力事件も発生しています。

またこれも前に述べた病原菌の感染について、場合によってはその患者さんと同じような重症に陥る可能性も少なからずあるのです。

9Kとも言われる看護師の仕事

上記の3Kに加えて最近は9Kという言い方もあるそうです。

これはきつい・きたない・危険の3つに過酷・給料が安い・休暇が取れない・帰れない・婚期が遅れる・化粧がのらない、という6つを加えたもの。

この表現からも分かるように、働く環境が過酷で、それでいて労働条件が厳しいのが、看護師の仕事の特徴になってしまっています。

もちろん他の仕事にも同じように大変な面はあり、看護師の給料の方が安いわけではありません。

しかし看護師は人の命を預かる仕事として重要な存在であることは間違いなく、その仕事内容に見合った労働時間と給料がなければ人手不足はより深刻化してしまいます。

転職する際も3Kはしょうがないこととあきらめずに、少しでも働きやすい環境を求めることが大事と言えます。

看護師は激務ではありますが、やりがいがある仕事です。これから看護師を目指す方は看護学校の実習や勉強も大変ですが頑張ってください。

ただ病院選びにはくれぐれも慎重にいきましょう。働く環境で3Kになることもあれば、働きやすさを感じる職場もあります。

事前の情報収集がモノをいいます。求人サイトや口コミサイト、ブログ等を活用し、応募する病院の情報をとることが重要になります。

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