看護師のパートの注意点

診療受付

看護師のパートでも実態には注意が必要です。

一般的にはパートといえば拘束時間(働く時間)が正規職員と比べて少なくなります。しかし、パートの看護師求人を選ぶときは「残業の有無」と「勤務時間」を事前に確認しないと後悔をすることがあります。

後悔をする理由は、

  • 正社員と同じ勤務時間のパートがある(フルパート)
  • パート看護師への理解がなく人間関係の構築が難しい

という二つの点からパート看護師の最大のメリットが全くないという職場もある上に、働きづらさを感じて辞めるしかない立場に追いやられる事もあります。

パートといっても時間の面でいえば「パートタイム」と「フルタイム」がありますし、正社員ではないとはいえ嫌がらせや周囲の理解がないと結局辞めることになります。

フルタイムとは、正社員と同じ勤務時間で働きますが、身分は正社員ではない雇用形態を言います。呼称は各病院で異なるため「パートタイム」と記載があっても必ずしも短時間の勤務というわけではありません。

正社員と同様に働いている看護師のパートを”フルパート”と呼ぶこともあります。

短い時間で働くときにはパートやアルバイトで仕事を探すと思います。しかし、単なるパートという呼称で求人を選ばないようにしましょう。

パート看護師の求人選びのポイント

  • 勤務時間がどれぐらいか?
  • 残業はあるのか?頻度と時間はどれぐらいか?
  • パートの看護師はいるのか?時短勤務の正職員はいるのか?

パートの求人をハローワークや求人サイトで探すときには、上記の3つの点を必ず確認をしてください。

求人票だけでは分からないこともあるため求人サイトも併用するのがベストです。

勤務時間が短いパートであるかのチェック

短時間の勤務を希望しているならパートタイム労働法で定められている条件を満たしているか確認をしてください。

パートタイム労働法でいうパートタイムとは「1週間の所定労働時間が通常の労働者の1週間の所定労働時間に比べて短い労働者」とされています。

つまり正職員の働く時間が9:00~18:00なら1日の労働時間は8時間になりますので、8時間よりも短い時間であるかをチェックする必要があります。

求人票の所定労働時間の欄を確認してください。もしも正職員を変わらない労働時間であれば法律でいうパートタイムには該当しません。

残業の有無と頻度のチェック

例えば子供の幼稚園の時間までには向かえに行きたいという人は多いです。そんなときに残業がある職場なら簡単に帰ることは難しいです。

周囲の目もありますし、働きづらさを感じることになります。また、上司だけでなく同僚の理解がなければ仕事上のチームワークにも支障がでます。

そのため残業があるかの確認と頻度について確認をしておきましょう。

求人票には残業の有無という欄があります。頻度については求人サイトを利用すると分かります。

同じ状況の看護師はいるかのチェック

あなた一人だけがパートで短時間の勤務者であれば働きづらさを感じるでしょう。また、周囲の理解も得られない可能性が高く、結局は嫌になって辞めたという人は多いのです。

そのためにも応募先の職場にパートタイムの看護師がいるかを確認しましょう。また、正職員で時短勤務者がいるかもあわせて確認をすると完璧といえます。

求人票には掲載されない部分になりますので、求人サイトのコンサルに聞くと教えてもらえます。

パート看護師より正職員を目指すべき理由

さて、ここまでパートタイムの注意点をつらつらと説明してきましが、出来ることならパートではなく正職員としての働き方を強くおすすめします。

その理由は単純です。圧倒的に正職員の方が条件面で優れているからです。そして、看護師(准看含む)であれば、短時間の労働を希望でも求人は山ほどあります

病院によっては正職員であっても時短勤務ができたり、日勤だけの求人も数多くあります。

パートで働くよりも賞与や退職金、お給料など条件面で恵まれている正職員の方が魅力はたっぷり。

求人サイトを使ってコンサルタントとの面談時に事情により短時間勤務を希望していることを伝えてください。

それだけで該当する求人をいくつも紹介してもらえます。

パート看護師のメリット

回診時の病室

パートタイムのデメリットは前述のとおり条件面で格差があります。

特にフルタイムなら業務量は正社員と同じで、仕事内容も大きく変わらないのに、給料だけは安いし保証もないということがあります。

一方でメリットはないのでしょうか?
まずは、あなたがパート看護師の求人を探す理由は何でしょうか?

パートを希望する最も多い理由は”働く時間の短さ”でしょう。その他に責任のある立場にならないためにパートを選ぶ人もいます。

正しいパートタイマーであればメリットはあるといえるでしょう。

  • 働く時間が短いから子育てと両立ができる
  • ブランク空けで簡単な仕事から徐々に仕事を覚えていける
  • 強いプレッシャーがなくなり気が楽になる
  • 委員会や勉強会に参加しなくて良くなる
  • プライベートの時間が持てるようになる

が法律でいう正しいパートタイマーのメリットと言えそうです。

ただし、既に申し上げましたが正しいパート求人を探すためにはチェックポイントを必ず確認してください。

パート看護師になって後悔したナース

過去にパートタイマーで働いた看護師さんから体験したことを文章にしてもらいました。

今からパートの看護師求人を探している方には参考になりますので紹介します。

私はパート看護師としては転職した経験が多いです。

パートで多いのが「居場所がない」と感じることです。

簡単にいえば職場で仲間として認められていないことを感じることが多く肩身の狭い思いをします。

どこの職場で働いても「パート看護師が少ない職場」では働きづらいなーと思うことが多々ありました。

特に病棟にパート看護師として働いた時は居場所がないと感じることが働き始めて最初の2~3ヶ月は多かったです。

理由としてはパートは受け持ち患者を持たずに入院患者のアナム聴取や正社員看護師さんのフォローに入ることが多く、あまり入院患者さんと深く関わらない病院も多いためだと思います。

あまり必要以上に看護師さんと関わる時間がないことも居場所がないと感じる理由だと思います。

ですが、私は就業時間内で有れば、なるべく自分ができる作業で有れば仕事を手伝うようにしています。

また入院患者さんへのアナム聴取などの時間が早くに終わった場合は他の患者さんの援助を手伝うようにして詰所にいる時間をなるべく少なくすることで他の看護師さんも自分を頼ってくれるようになります。

ですが、それでもなんでも手や口出しできるわけでもないのでなるべくその場の状況を把握できるように努めています。

パート看護師の大変なところは必要以上に口出しするとかえって看護師が犬猿し、場の空気が悪くなって尚更自分の居場所がなくなってしまう恐れがあるのです。

ですので出しゃばらない程度に働くようにどこの職場でも務めるようにしています。

後は、少しは居場所がないと感じることはあるかもしれませんが、それはパート看護師なので多少のことは仕方がないと思うようにしています。

そうすることで大分自分の気持ちも整理することができ、上手く気持ちを切り替えながら、仕事が出来るようになってきたと思います。

正社員の方々の仕事内容を少しでも把握して自分の仕事に活かしていくこともパートには大事になると思います。

いかがでしたでしょうか?

パート看護師で働くことは必ずしも良いことばかりではありませんが、法律でいうパートであればメリットを感じる人も少なくないはずです。

パートの求人を探すか?やっぱり正社員でいくかは人それぞれでしょうが、ご自身の状況にあわせて求人を探すようにしてください。

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