看護師の夜勤専従

夜の病院

夜勤専従とは看護師業界独特の単語で夜勤のみの仕事をする看護師のお仕事をいいます。

メリットも数多くありますが、それと同じようにデメリットもあるのが夜勤専従のお仕事です。

  1. 夜勤専従とは?
  2. 夜勤専従のメリット
  3. 夜勤専従のデメリット
  4. 主な仕事内容
  5. 給料(手当て)
  6. 求人の探し方

看護師の夜勤専従とは?

夜勤専従(やきんせんじゅう)とは、夜勤のみに従事する働き方のことを指しています。

雇用形態は、常勤や非常勤・パートやアルバイトなど様々ですが、ほとんどのケースでパートやアルバイトなど非常勤としての求人がメインとなります。

そのためダブルワークをおこなったり、一時的な収入確保を目的にアルバイトで働く看護師さんも多いのが夜勤専従の働き方になります。

例えば、病院を辞めたあとに生活的な不安から夜勤専従のパートをしたり、体力のある看護師さんが昼間の仕事とは別に夜勤専従で働くことがあります。

夜勤専従のメリット

  • 夜勤のため一般的に高給与である
  • 勤務日数が少ない
  • 昼間の時間をプライベートに当てられる
  • 仕事量が日勤より少ない
  • 人との関わりが少ない

給与が高額

夜勤専従は夜勤手当があるため、給料を時給という側面からみると非常に高いです。

日勤の看護師さんお給料と比較しても高くなり、都心だと夜勤1回あたりの平均は3万円前後になります。

月10日(3日に1回の出勤)だけで、月収は約60万円となりますので、効率よくお金を稼げると言っても良いでしょう。

夜勤専従の勤務日数

働く時間(拘束時間)は16時間と長くなります。その反面で、病院に行く回数(働く日数)は、月に8~12日程度という病院が多く勤務日は少ないというメリットもあります。

アルバイトになると月の日程が組み込まれているわけではなく、突然の単発ということもあります。単発のアルバイトになると月の出勤回数が読めないため給与額に幅があるといえるでしょう。

昼間の時間が活用できる

夜勤専従ですので当然ながら昼間は休みです。

昼間はプライベートの時間に当てたいという看護師さんがいれば最高の働き方かもしれません。

その他に勉強をするため日勤を辞めた看護師さんは他の職種に転向したけど、給与額が不足しているという方はアルバイトで一時的に夜勤専従で働くこともあります。

夜勤専従の仕事量

業務時間は深夜帯から明け方が多いためほとんどのケースで患者様は就寝中です。

そのため出来る業務範囲は限られており、仕事量という側面でみれば少ないことが多いです。

しかし、病院によっては夜勤体制では看護師数が圧倒的に不足しており、とんでもなく忙しい上に責任の度合いも高いこともあります。

夜勤帯でも外来からの入院や医師からの指示があるなどバタバタと日勤よりも忙しい病院もあります。

人との関わりが少ない

夜勤は看護師数が少なくなりますし、患者様もお休み中ですから必然的に人との関わりは少なくなります。

夜勤専従で働く看護師さんの中には人と接するのが苦手という方が夜勤専従という働き方を選択していることもあります。

夜勤専従のデメリット

夜勤専従ではメリットばかりが目立ちますが、どちらかと言えばデメリットに目を向けるべきでしょう。

  • 長期間働き続けることが難しい
  • スキルがないとやっていけない
  • 昼夜逆転(交代)になる
  • ホルモンバランスが崩れる

が主な夜勤専従で働くデメリットです。

長期間働けない

夜勤のみという特性上、長期にわたって働き続けることが難しいといえるでしょう。

昼間は働かず夜勤だけだから大丈夫と思いがちです。しかし、昼間に予定が入った日に夜勤をするとミスをするかもと不安になる人も多いです。

また、結婚や出産をすると夜勤で働くことは現実問題として難しいです。

スキルがないといけない

夜勤ですから同僚看護師は少ない人数となります。

誰もフォローがいないことも多く一人で処置・判断をしなければなりません。

必然的に一定の経験とスキル、知識が求められるのが夜勤専従の仕事になります。

特に急変時の対応では患者様の状態把握し、しっかりと一人でできるスキルが必要です。

昼夜逆転になる

人間の体は太陽の光を浴びないと気分的に落ち込むと言われています。

完全に昼夜逆転になるため精神面で落ち込むことが多くなったという夜勤専従看護師さんも少なくありません。

ホルモンバランスが崩れる

生活リズムが崩れますし、ホルモンバランスの乱れなどの可能性もあります。

よく夜勤で肌がボロボロという人もいますね。それ以外に昼間に寝て夜働くことは癌リスクが高まるという研究結果もあるそうです。

長く続けることは難しい働き方ということを理解しておくべきといえそうです。

主な仕事内容

夜勤専従での仕事は日勤に比べると楽と考える看護師さんも少なくありません。

一方で若手の看護師さんになると一人で判断、状況の把握をしなければなりません。

急変がない科というのは絶対とは言い切れませんが、急変が少ないと言われているのは小規模なクリニックです。

ただし、小規模になると一人夜勤体制ということが多いため注意が必要です。

例えば、一人夜勤のバイトになると器材が必要なときに保管室の鍵や薬品の場所すら分からないことや寢衣などのルールや病院独自の掟を守らないと申し送り時に正職員から文句を言われるなどトラブルが発生しやすい職場もあります。

楽という職場もあるのでしょうが、多くはキツイと考えておいた方がいいでしょう。

給料(手当て)

夜勤帯になるため給料は比較的高い部類になります。一般的には1回の夜勤で3万円前後になることが多くなります。

10日出勤をすれば30万円ですから魅力的といえるでしょう。

4万円以上の職場もありますが、仕事内容がハードという可能性もありますので、単発で様子をみながら始めるのが良いと思います。

求人の探し方

夜勤専従の求人はそれほど多くはなく、経験が浅かったりスキルがないとまず採用されません。

稀に若くて経験の浅い看護師でも育てるという意味で採用されるケースもあるようです。

探し方としては求人サイトを利用すると良いでしょう。初めて夜勤専従をやるならアルバイトで空いたときに、まずは単発でやってどんなものかを体験すると良いです。

その後は非常勤で定期的にシフトを組んで入ると良いと思います。

ハローワークでは夜勤専従という項目はなく、就業時間の時間帯をみて判断をすることが出来ます。

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