待遇に不満がある看護師の転職術の目次

今の病院の待遇は変えられない

不満顔のリクルートスーツの女の子

  • 激務なのに給与が安い
  • 毎日疲れ果てて、帰って寝て起きて仕事の繰り返し
  • 妊娠してもギリギリまで働かないといけいない職場
  • とてもじゃないけど子育てと両立できる職場ではない

など待遇に不満があっても、残念ながらいくら不満を訴えても明日から今勤めている病院の待遇が改善することはありません。

「給与が低い」や「休みがない」は病院の給与制度や就業規則に関するものです。そのため変更には時間がかかるものであり、やすやすと変わるものではありません。

病院の制度を変えることは、短期間では不可能であり、今すぐに待遇の不満を解決をしたいのであれば転職をすることでしか解決できません。

しかし、転職をしようと求人をみても「どこの病院も同じだよなぁ」と思う看護師さんも多いでしょう。しかし、視野を広げれば希望条件を満たす求人は存在します。

データから分かる看護師の待遇

いくら文字で「良い求人はある」と言っても信ぴょう性がありません。そこで、データを元に他の病院の看護師がどのような労働環境で働いているかを知りましょう。

平均的なデータと比較をすることで、あなたの希望条件(例えば年収500万円は欲しいや休日は年間で120日は欲しいなど)の理想が高すぎる可能性があります。

つまり平均データとあなたの希望を比較をして、平均データの方が条件が良いなら転職をしてOKということになります。

看護師の平均年収

以下は病院規模別の平均年収になります。単位は全て[万円]になります。

従業員1,000人以上

職種 平均年齢 月収 賞与 年収
看護師 34.8 409 89 498
准看護師 46.7 382 80 462

従業員100人以上~999人以下

職種 平均年齢 月収 賞与 年収
看護師 40.7 389 73 462
准看護師 47.0 339 66 405

従業員10人以上~99人以下

職種 平均年齢 月収 賞与 年収
看護師 45.2 370 65 435
准看護師 47.7 345 61 405

年齢によって年収に上下幅はでてきますが、現在の給料と比較してみると良いでしょう。尚、当たり前ではありますが、規模が大きくなれば年収は高くなる傾向にあります。

看護師の平均残業時間

続いてが残業時間です。所定労働時間は通常の労働時間、超過労働時間が残業時間になります。単位は全て[1時間]になります。

従業員1,000人以上

職種 所定労働時間 超過労働時間
看護師 157 9
准看護師 159 5

従業員100人以上~999人以下

職種 所定労働時間 超過労働時間
看護師 156 5
准看護師 159 3

従業員10人以上~99人以下

職種 所定労働時間 超過労働時間
看護師 162 4
准看護師 162 8

体感としてはかなり少ない数字になります。看護協会によると平均残業時間は14時間となっておりブレ幅が大きくなります。

ただし、月間残業時間が80時間を超える看護師がいる一方で10時間未満の病院も多いというのも事実です。

不満別おすすめ転職先

不満があって転職をしても似たような医療機関に就職をすると同じことの繰り返しになる可能性があります。

最悪の結果が転職の繰り返しです。転職回数が多くなりすぎると、いくら求人が沢山ある看護師といえば転職すらできなくなります。

そこで不満別におすすめの転職先を紹介したいと思いますので、転職の参考にしてみてください。ただし、あくまで傾向であって全ての病院が該当するわけではありません。

給料をあげたい

前述の平均年収の表からも分かるとおり規模が大きくなると年収が高くなる傾向が強くなります。

  • 国立病院(厚生労働省、独立行政法人など)
  • 大学病院(国立大学、公立大学、私立大学)
  • 都道府県立病院
  • 病床数500以上の総合病院

残業をしたくない

残業に関しては病院の種類は関係がなくなります。規模が大きくなるほど勉強会や委員会などが多くなり勤務時間が長くなる傾向があります。

病院で選ぶのであれば病棟よりも外来の方が少ない傾向は強くなるでしょう。

  • デイサービス
  • 訪問看護
  • 一般企業(企業看護師や治験・CRC)

保健施設系でいえば介護老人保健施設は残業が多い、夜勤があるという可能性が高いです。有料老人ホームは施設のサービス内容によって変わってきます。

休みがしっかり欲しい

年間の休日数は病院によって大きくことなります。年間休日90日の医療機関もあれば120日以上のところもあります。

また休みたい曜日というのもあると思います。例えば、子育て中の看護師さんなら土日は家族と過ごしたいから休みたいという方は多いでしょう。

そうなると選択肢として除外すべきなのが入院施設のある病院です。入院施設があると交替制で働くことになります。

  • 入院施設のないクリニック
  • 学校・幼稚園などの保健室(保健室看護師)
  • 一般企業(企業看護師や治験・CRC)

しっかりした教育を受けたい

教育制度が整っている環境はやはり企業規模の大きさに比例します。ただし、休日や勤務後の勉強会や課題の提出で休みが潰れるということもあります。

  • 国立病院(厚生労働省、独立行政法人など)
  • 大学病院(国立大学、公立大学、私立大学)
  • 都道府県立病院
  • 病床数500以上の総合病院

尚、学びたい内容によっては専門病院という選択肢もあります。また、看護技術(手技)を身につけたいなら大学病院よりも総合病院をおすすめします。

待遇アップのための転職術

待遇をアップさせて転職を成功させるには以下の4つのことを実践してみましょう。そうすることで自分の理想の条件で働ける可能性が高くなります。

以下で紹介する方法は待遇アップが期待できるだけでなく、長く働く職場をみつける方法でもあります。長く働くことで退職金の額も高くなりますし、いざというときの転職もしやすくなります。

待遇改善に不可欠な非公開求人

待遇に不満がある看護師さんの転職は非公開求人がおすすめです。

非公開求人は公開すると応募が殺到する条件の良い求人で、求人サイトに登録をした看護師しか閲覧・応募が出来ません。

非公開求人の特徴は大きくわけると3つあります。

  • 規模が大きく設備や制度が充実している病院
  • 看護師として成長できる教育が充実している病院
  • 小さいけど働く環境を第一に考えたアットホームな病院

もちろん非公開であれば全て良い職場というわけではありませんので、求人サイトを利用して病院情報を収集するようにしましょう。

転職をしたい時期よりも早く活動する

転職をしたい時期よりも早めに活動をすることで数多くの求人をみることができます。転職時期によっては目当ての求人がみつからない可能性も少なからずあります。

就職はタイミングと言われているように、良い求人がでるタイミングは分かりません。そのため想定している時期よりも早めに活動を開始することで、じっくりと求人を選ぶようにしましょう。

焦らず求人がでるまで待つ

転職においては焦らないことが鉄則です。焦って妥協をして決めてしまうと待遇面で納得がいかないことも多くなります。

焦らず腰を落ち着けて就職活動をすることで希望条件を満たした求人が必ずでてきます。毎日のように求人チェックをすることは大変ですので、求人サイトを利用すると楽にできるでしょう。

気をつけることは自分の希望条件をしっかりコンサルタントに伝えるということです。そうすることで希望条件を満たした求人がでてきたときに教えてもらえます

複数の求人サイトで門戸を広げる

一つの求人サイトよりも二つ以上のサイトに登録をすることで選べる求人数が増えます。

ただ登録をしすぎると連絡だけでも大変になりますので、二つぐらいに絞って登録をすると良いでしょう。

待遇アップに欠かせない求人サイト

非公開求人を探すなら断然大手のサイトを使うべきです。誰もが知っている求人サイトは、集まる求人も多く、効率よく非公開求人を探すことが出来ます。

基本的にはどの求人サイトでも非公開求人は存在します。求人サイト同士で重複することもあるため、いくつもサイトに登録するのではなく特徴に違いがある二つのサイトに登録をすれば事足りるといえます。

ナース人材バンク

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