退職前の転職活動で看護師が解雇?

リクルートスーツの女性

退職を申し出てから転職活動をしても問題になることはないでしょう。

しかし、病院側に退職を伝えないで退職前に転職活動をすることは、あなたの行動によっては服務規律違反となる可能性があります。

服務規律違反で訴えると脅してくる人もいますので、細心の注意を払う必要があります。

特に古い考えをもっている看護部長や看護師長のなかには怒る人もいます。

「契約違反だ!」や「訴える!」といってくるかもしれません。しかし、わたしたちには職業選択の自由があります。

仮に就業規則に「転職活動の禁止」と記載されていても裁判では無効となるでしょう。

では、どんなケースで解雇になるのでしょうか?

それは勤務時間内に転職活動をしていると”服務規律違反”となり、解雇にするということがあるのです。

多くの看護師が働きながら転職活動をする

多くの看護師は隠れて転職活動をしています。

そもそも現在勤務している病院と転職先候補の病院を比較するわけですから、働きながら転職活動をすることは当たり前だといえるでしょう。

ただし、前述のように勤務時間内に転職活動をしないようにしてください。

  • 病院のメールを使ってやりとりをする
  • 勤務時間中にスマホで求人チェックをしている

などは万が一に備えて控えるようにしてください。

特に病院から与えられたメールやパソコンを使うことはNGです。看護師ではありませんが、裁判で解雇が有効になった判例があります。

職場パソコンでの大量の私用メール

専門学校教員が、職場のパソコンを使用し勤務時間内(5年間)に私用メールをしていた。5年間で約1,650通のメールのうち約6割が私用メールで、約半分が勤務時間内に送信されたものだった。

この行為に対して上司が当該教師に事情聴取したところ教師は謝罪や反省を述べることもなかったため学校側は当該教師を懲戒解雇にした。

裁判所は、学校の服務規則に定める職責遂行専念義務等に著しく反し、その程度も相当に重いと判断。勤務時間中に、長期間かつ膨大な回数にわたって当該行為を続けることが許容されるはずがないことは誰にでも分かる自明のことであって懲戒解雇はやむを得ないと判断した。

上記は勤務時間において会社のパソコンを使っていたことが問題です。そのため勤務時間外で、私物のパソコンやスマートフォンで転職活動をすることは問題ではありません。

実際に就業中の看護師の転職は多くは働きながら転職活動をしているのが現状です。

働きながら転職活動をしても法律上は問題ないといえ、円満に退社する意味でも病院には伝えないようにした方が良いでしょう。

例えば、退職を申し出たときに「次は決まっているか?」と聞かれたら「今から探したいと思います」と伝えた方がいいです。

尚、私物なら大丈夫という考えから病院が与えた寮やマンションで転職活動は禁止?と心配をされるかもしれませんが、その点は問題になりませんのでご安心ください。

転職活動を病院にばれないようにする方法

できれば転職活動をしていることを知られないようにしたいものです。

看護師の場合、転職活動が病院側にばれる可能性としては、

  • ハローワークの利用
  • ナースセンターの利用

でみつかる可能性があります。

なぜならハローワークもナースセンターも地域の場所に行かなければならないからです。

  • ハローワークで患者さんと遭遇し後日他の同僚に言われた
  • ナースセンターで会合の看護師長にみつかった

など何があるか分かりません。

そのため働きながらの転職で、病院にばれないようにするなら就職サイトを使って転職活動をすることが安全といえます。

人材紹介でばれないようにするために

  • 現在就業中であることを話す
  • 電話面談をお願いする

人材紹介のコンサルタントは看護師の転職を数多くしているので、どのタイミングで今の病院に退職を伝えたらいいか相談すると良いと思います。

円満退社をする方法であったり、引き止めへの対処など参考になる部分がかなりありますよ。

サブコンテンツ

このページの先頭へ