辞められないときの最終手段

働く看護師と医者

辞めたいのに辞められない看護師は多いです。

ほとんどの病院で慢性的な看護師不足になっており、病院によっては退職の順番待ちになっているケースもあります。

  • スタッフの数が足りないのに困る
  • 年度末の退職以外は絶対に認めない
  • 看護師長が話しすら聞いてくれない

病院のなかには非常識だとか、口も聞いてくれないということもあります。特に体質の古い病院は年度末が常識という考え方も少なくありません。

しかし、仕事を続けるのも辞めるのも労働者の権利です。雇用主の病院には解雇をする権利はあっても、辞めることを止める権利はありません。

まずは、あなたには辞める権利があるということを理解してほしいと思います。

辞めたいのになかなか辞めることが出来ない時は以下のフローを参考にしてください。

  1. 退職を伝える
  2. 伝える相手を変える
  3. 二度三度伝える
  4. 最終手段は法律

優しい看護師さんに多いのが「退職=悪いこと」と思っていること。辞めたいと思った時に、それが悪いことではないという認識を持ちましょう。

そして、辞めたいのであれば、強い気持ちで退職を主張しなくてはいけません。

できることなら円満退職が望ましいですが「病院の対応によってはそうならないかもしれない」ということも覚悟する必要があります。

辞めたい理由は何ですか?

一般的な病院なら最初に退職を伝える相手は看護師長です。退職を伝えるときは必ず時間をとってもらって会議室など2人だけの空間で伝えます。

なぜ辞めるのか?何月に辞めるのか?を伝えます。
一番やってはいけないのが、感情で病院への不満を言うこと。

そうすると改善するからもう少し頑張ってみようという流れになります。また、看護師長も気持ち的に悪くなるため、悪い方向に進む可能性もあります。

退職を伝える相手を変える

師長に退職の意思表示をして看護部長に退職届を提出という病院が多いと思います。しかし、師長が面談をしてくれないことがあります。

面談をしてくれないのは、退職の意思表示をさせないためです。退職の意思を表示されたら、雇用主側は受け入れるしかありません。

この場合は伝える相手を変えてみてください。師長がダメなら部長のところに話に行くことが大切ということです。

しかし、看護部長からは筋が違うと罵倒されるケースもあります。年度末が常識だと思っているケースですね。

そこで、怖気づいてしまうと退職できませんが、就業規則に退職を伝えるのは退職日の○日前と記載があるので、事前に確認をしてそのことを言うようにしましょう。

二度三度、退職の意思を伝える

退職届を受理しない、保留にされることなんて良く有ります。退職を伝えることは勇気が必要なため一度で諦めてしまう人もいるでしょう。

しかし、再度退職届を持っていくと、すんなりと受理してもらえることもあります。

翻意しても意味がないという気持ちを示すことで看護部長も諦めることがあるのですね。

それでも話し合いの場すら設けてくれない病院もあります。その場合は、法律を盾にするしかありません。

仮に嫌がらせを受けた場合は、退職届を提出し、退職日以降は出勤しなくて大丈夫です。退職願ではなく、退職届になりますので注意してください。

また、退職を伝えてから嫌がらせを受ける場合は、ボイスレコーダーを用意したり、やられたことを全て詳細にメモをしておくようにしてください。

退職できないときの最終手段

働く看護師と医者

どうしても病院側が退職を認めないのであれば最終手段は法律を盾にするしかありません。

労働者の私達には「退職する権利」があります。そして、雇用者の病院には退職を強制的に止める権利はないのです。

そのため病院が退職をどうしても認めないときに有効な方法といえます。

あくまで最終手段ではありますが、悪質な病院には法律で戦うしかありません

退職届の退職日以降は出勤しない

病院が認めないなら退職届に退職したい日を記入し、職場に提出をしてください。

その時に必要なのが退職届のコピーを一枚保管しておくことです。

その指定した日以降は、出勤する必要ありません。その後は転職活動をしても問題ありませんし、他の会社や病院へ転職しても問題ありません。

病院から連絡があった場合は、退職日を明記したことを伝えてください。あれこれ言われる筋合いはないですし、悪いのは退職を認めない病院です。

退職届を受け取らないとき

法律を盾にするときに必要なのが病院側に退職を申し出たという証拠です。

民法では14日前に雇用主(病院)に退職を報告したら退職できることが定められています。

この申し出を証明するために内容証明郵便を使います。病院側が「受け取っていない」と言うことのできない形にするわけです。

民法では14日前ですが就業規則に合わせたほうが安全です

退職後に起こるトラブルを避ける方法

上記のように病院ともめて退職をした場合は嫌がらせを受ける可能性があります。それが「雇用保険の資格喪失の為の手続きを行ってくれない」という問題です。

雇用保険の資格喪失をしなければ、新たな職場に就職をすることが出来なくなります。

それを防ぐ方法が退職届のコピーです。

そういった自体になったら退職届のコピーを労働基準監督署にもっていきます。それだけでトラブルも解決できるので、揉めてやめるときは必須といえますね。

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